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アルツハイマー病の血液診断法の開発

そうだったのか。最近では身近な病気になってきているアルツハイマー病、早期診断がむずかしいのはそういうことだったのか…

ブルーバーダーで解剖生理学を教えてくれていた建部陽嗣先生の研究について、医療従事者でない私にはなかなか難しい内容なのですが、いくつかの記事を読ませていただきました。私がかかわっている高齢者分野には切り離せないアルツハイマー病の診断法についてだったので勉強になりました。

アルツハイマー病のバイオマーカーである脳脊髄液、そこに含まれるリン酸化タウ蛋白(p-tau)はアルツハイマー病患者に特異的に蓄積するそうです。その診断のための、髄液の検査は患者への負担があるなどの理由で、血液検査による診断法が望まれていました。しかし、血液バイオマーカーp-tauは血液中に微量しな存在しないため、定量が難しかったのだそうです。

先生たちは高感度のデジタル検査法を導入し、アルツハイマー病患者と正常コントロール群の血液サンプル、でP-tauの定量を実現し、ダウン症候群患者の血液サンプルにより、その定量システムで測定した血液P-tau値がバイオマーカーになることを決定づけたのだそうです。

世界中が開発参入していた大きな課題をいくつもクリアして、かつ、将来的にすごい可能性のある開発ってことが、私にも理解できます。

私のつたない説明より、たくさんある記事の中で参考になったものリンク張っておきますね。

すごい先生に教えてもらってたってこと…ですよね。と、先日卒業生の一人と話していました。

先生には是非IFAコースの卒業生のブラッシュアップセミナーとかお願いしたいなあ。


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